不貞行為による裁判

不貞行為による裁判

不貞行為による裁判を起こす場合、あらかじめどのような流れで進められていくのかスケジュールを把握しておく必要があります。
まず裁判を起こせるだけの材料をそろえる必要があるため、有力な証拠となるものを集めてこちらに有利になるような準備をしなければなりません。
そのためには自分だけで進めていくのは難しく、探偵などを使って時間をかけて相手を探り、十分な証拠を掴んだ後にしてください。

ある程度証拠となるものが揃ったら裁判の準備を進めますが、この際に弁護士に依頼して手続きをしていきます。
弁護士を選ぶときには必ず不貞行為による裁判を経験している専門性の高い人に依頼して、入念に打ち合わせをしましょう。
不貞行為とひと言で言っても判断基準はいくつかありますし、確証が薄かったり、主張の仕方が下手だったりすると思ったような成果が得られない原因になりますので注意が必要です。

裁判の流れはまず自分が住んでいる地域の管轄の裁判所へ出向いて訴訟を起こしますが、基本的に弁護士が代理人になってくれます。
この時点で自分が原告となり、相手は被告になりますから、その後被告側へ訴状の送達が行われます。
訴状には裁判の日付などが記載されており、必ず出廷しなければならないことが書かれています。
また、訴状の送達はあらかじめ通知があるわけではないので、被告側にはいきなり届くことになります。

そして裁判当日に裁判所へ足を運び、お互いの主張を述べますが、この際に被告が弁護士を依頼している場合は弁護士が代理人となって出廷するため、裁判所に現れないケースもめずらしくありません。
裁判所で審議される内容は最初は和解についてで、できるだけその方向で話を進めた方が早く決着がつきますから、本来はメリットが大きいはずです。
しかし場合によっては和解交渉がうまくいかないこともあり、そうすると被告に対して尋問を行うことになります。
こうなると今度は原告・被告・証人も出廷して当事者たちが裁判官や弁護士によって質問され、事実確認を行います。

その後尋問でも和解できなかった場合は最終的な判断を裁判官が下し、判決を述べます。
判決は和解交渉とは違って決定事項になりますので、あとは判決の内容に沿って手続きなどを進めることになります。

以上が裁判の流れになりますが、和解交渉がうまくいかないと思った以上に時間もかかり苦労するのでできるだけ早い段階で和解できるように努めることが大切です。